H27年度
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第1回公開授業研究会  6月26日(金)

今回も充実した研究会になりました!

 6月26日(金),今年度,第1回の公開授業研究会を行いました。梅雨時期であるため,前日には大雨等の注意報が出ました。7年前の公開研も警報が発令され,臨時休校になりました。今回も,生徒不在の研究会になるのではないかと心配されました。しかし,公開研当日は雨脚も弱まり,予定どおり実施することができました。
 今年度も,佐藤学先生(学習院大学教授・東京大学名誉教授)をスーパーバイザーとしてお迎えすることができました。また,平日にもかかわらず,県外(東京・関西・中国)・県内あわせて約60名もの方に御来校いただきました。

 午前中は,2時間,全学年クラスのすべての授業を公開しました。
 午後は,提案授業として,大島浩教諭が,世界史A(1年5組)の授業を行いました。引き続いて授業検討会を実施しました。その後,佐藤学先生からの講評・講演をいただきました。
 佐藤学先生からは,まず,次のような評価をいただきました。
・昨年度よりも雰囲気が明るくなっている。
・数年前は,学びには参加するが,生徒たちにどこか重い感じが認められた。その ような重さを今回は感じることが無かった。
・そろそろ次の段階を目指し,学力向上に挑戦したい。
 さらに,提案授業や午前中の授業等の分析,世界的な教育をめぐる動向,日本の現状等についてのお話をいただきました。
 当日の御講演の中から,本校としては,次のような点に留意しながら,協同的な学びの授業づくりに向けてさらに取組を続けたいと考えます。
・学びは,個人では起こらない。つながるから学べる。グループになってから学び始める。先ず一人で考えようというのは辞めた方が良い。
・グループ活動の時には,声をかけない。参加できない生徒は,仲間につないでいく。
・できる子とできない子では,知識には差があるかもしれないが,思考や探究の力には大きな差は無い。だから,できない子もジャンプの課題に喜んで取り組む。一人ではできない課題だからみんなで学ぶ価値がある。
・グループ学習は,話し合いではない。全国的に「アクティブ・ラーニング」を取り入れようという動きがある。それ自体は良いが,ただ話し合いをするというだけでは失敗する。学びの質を高めていく必要がある。
・通常の授業が一番効果がある。補習や個別指導や宿題には,予想以上に効果は無い。
 なお,検討会では,才木裕久先生(元本校校長),北川威子先生(元祇園東中学校長)からも激励の言葉をいただきました。
 第2回の公開研は,来年,2月10日(水)に実施します。また,2学期の校内研も,より開かれた形で実施したいと考えています。ぜひ御来校いただき,本校の取組や生徒の様子について御助言いただければ幸いです。